オリジナルスウェット発注の思い出

オリジナルスウェット×学園祭

2020年08月20日 18時49分



私は学園祭のときに”クラスTシャツ”ならぬ”クラススウェット”を作りました。
私の通う学校は秋に学園祭を行います。
日中は暑いけど学園祭の準備で夜になると肌寒い、本番のときは毎年寒いということを考慮してTシャツではなくスウェットでつくりました♪
クラスのみんなとお揃い!ということだけで気分は上々ですが、当時好きだったYくんも同じ服を着れるということがとてもうれしかったのを今でも覚えています。

オリジナルスウェットを”着る”ということはもちろんですが、私にはもうひとつ思い出になったことがあります。
それは”オリジナルクラススウェットを発注する係り”になったことです。
みんなでデザインを考えたものをまとめ、業者さんに何度もチェック・・・当時高校生だった自分には業者さんに電話することも緊張して大変でした。
なので完成したスウェットがクラス全員分30枚ぐらいが入る大きなダンボールにはいって送られてきたときは本当に自分のやり取りで発注させられたんだ!
と感激しました。
別に特段大したことではないですが、当時高校生だった私には大人に近づけた大きな一歩でした(笑)

本番だけだはなく準備期間にもそのスウェットをきてオリジナルスウェットは大活躍。
本番が終わった後にも使えるようにと、普段着てもおしゃれなデザインにしたので季節が変わり冬になってからも制服に合わせて登校する人もいました(笑)・・・・・
そして高校を卒業して、私は就職をしました。

仕事中、少しなれない雰囲気で電話をされているお客様を対応すると、昔高校生だったあの時の自分もこんな感じだったのかなと少し思い出しあの時の青春を味わいます。
その時作ったオリジナルスウェットは今でも部屋着としてつかっています(笑)
余談ですが、高校生の頃に好きだったYくんと同窓会でひさしぶりに再会し、私たちは付き合うことになりました。
彼が休みの日に泊まりにくることに、さすがに同じクラスだった彼氏とはいえスウェットはダメかな・・・今日は封印しよう・・・と考えていたら、
なんと彼氏のほうが「俺、今でもクラスで作ったスウェット着てるんだ」といって持参していました(笑)
「俺、あの時からおまえのこと好きだったかもしんねー!おまえが率先してクラスのみんなを引っ張ってがんばって作ってたの見てたらすごい好きになっちゃって(笑)」
私はあのときから両思いだっという衝撃とあのときオリジナルスウェットをがんばって作って本当によかった!という幸せな気持ちでいっぱいになりました。
オリジナルスウェットが私たちをくっつけてくれたのかな(笑)